2009年04月05日

ThinkPad X31(2672-PHJ):Solid State Drive(SSD)へ換装



予備機扱いになっているThinkPad X31(2672-PHJ)のハードディスクをSolid State Drive(SSD)に換装してみた。





使用したSSDはTranscend社製の「TS32GSSD25-M」。
IDEインターフェースに対応した容量32GBモデル。
ドスパラで7,480円だった。

換装作業は非常に簡単。



ThinkPad本体からACアダプタやバッテリーを取り外した後…



本体側面のハードディスクドライブベイカバーを固定しているネジを取り外し、本体からハードディスクを引き出す。



取り出したハードディスクドライブからドライブベイカバーとネジ止めされているHDDブラケットを取り外す。



逆の手順でSSDにHDDブラケットをネジ止めした後、ドライブベイカバーを取り付けて本体に再挿入し、換装作業は完了。
ハードディスクは厚みが9.5mmなのに対し、TranscendのSSDは厚みが7mmしかないけど、ブラケットのおかげで特に問題なく取り付けできるようになっている。



若干躓いたのが換装後のデータやリカバリ領域の移行作業。
既存のハードディスクからSSDにデータを丸ごと移行するのであれば「TrueImage」で問題なく行える。
しかし、今回はついでにOSのリカバリもやりたかったので、自分はリカバリ領域の復元から作業を始めたのだが…。
予めFWBACKUPでバックアップしておいたリカバリ領域イメージをFWRESTOREで復元する予定だったんだけど、エラーが出て復元できなかった。(エラーの詳細はメモるの忘れた(汗))
この頃使われていたHPA(Host Protected Area)にリカバリデータが置かれているタイプだと「TrueImage」でも手が出せないので(領域が見えない)、この時点でリカバリ領域の復元は諦めた。

※HPAのバックアップ方法の詳細についてはFWBACKUP等で検索すると見つかるためここでは割愛。

こうなると手っ取り早いのは元のハードディスクをThinkPad本体に取り付けた状態で起動し、ディスク内容を初期状態にリカバリした後、その内容を「TrueImage」等でSSDにコピーする方法なんだろうけど、今回はWindows XPを別途用意してクリーンインストールし、IBM(Lenovo)のサイトからドライバをダウンロードして適用する方法を用いた。
リカバリだとSP2環境に後からSP3を適用する形になるんだけど、SP3適用済みのCDが用意できれば後者の方が環境的には綺麗に仕上がる。




CrystalDiskMarkによる計測結果。
MLCなので書き込みが遅いのは仕様。
それでもIDEハードディスクと比べたら十分速い。



換装前に載せていたハードディスク「HTS541612J9AT00」のCrystalDiskMarkによる計測結果。
上のSSD計測環境と全く同一の環境下では無い事と、空のハードディスクへの実行結果ではない事など、あくまで参考値として掲載。




HDDからSSDへの換装による体感差はかなり大きい。
OSやアプリケーションの起動が速くなったおかげで、かなり快適に使えるようになった。
普通に使うならこれでも十分かも?


一応、SSDを導入したらやっておけと言われているカスタマイズ内容については、一通り実施してある。

ハードウェア面では…

● 搭載メモリの最大容量化

既にX31上限の2GBまで増設済みなので割愛。
詳細はこちらの記事を参照。

ソフトウェア面では…

● 仮想メモリを使わない

コントロールパネル − システム − 詳細設定 − パフォーマンス − 設定 − 詳細設定 − 仮想メモリ − ページングファイル無しに設定

● ハイバネーション(休止状態)の無効化

コントロールパネル − 電源オプション − 休止状態
休止状態:「休止状態を有効にする」のチェックを外す(デフォルト:無効)

● システムの復元の無効化

コントロールパネル − システム − システムの復元
「すべてのドライブでシステムの復元を無効にする」にチェック

● ディスクの書き込みキャッシュの無効化

コントロールパネル − ハードウェア − デバイスマネージャ − ディスクドライブ − SSD(今回はTS32GSSD25-M)− プロパティ − ポリシー −「ディスクの書き込みキャッシュを有効にする」のチェックを外す

● ファイルインデックスの無効化

マイコンピュータ − SSDドライブのプロパティ −「このディスクにインデックスを付け、ファイル検索を速くする」のチェックを外す

● 自動デフラグの無効化

レジストリエディタで下記のキー内容を追加

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\OptimalLayout

EnableAutoLayout:dward:0

● Prefetchの無効化

レジストリエディタで下記のキー内容を変更

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session Manager\Memory Management\PrefetchParameters

EnablePrefetcher:dward:0

● 8.3文字ファイル名生成の無効化

レジストリエディタで下記のキー内容を変更

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\FileSystem

NtfsDisable8dot3NameCreation:dward:1

● 最終アクセス日時更新の無効化

レジストリエディタで下記のキー内容を変更

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\FileSystem

NtfsDisableLastAccessUpdate:dward:1

● インデックスサービスの無効化

コントロールパネル − 管理ツール − サービス

Indexing Serviceを「無効」に設定

● NTFS Change Jopurnalの無効化

コマンドラインで下記を実行

fsutil usn deletejournal /D [ドライブレター]

JMicron製コントローラ採用機種に付きものの「プチフリ」と称される一時的なフリーズ現象も、今のところ気になるような頻度では発生していない。
酷かったらEee PC同様にEWF(Enhanced Write Filter)の導入を考えようと思ってたんだけど、これならしばらく様子見かな。


■ IBM ThinkPad X31 (2672-PHJ) 構成:2009年4月5日
CPU:Intel Pentium M/1.6GHz
チップセット:Intel 855PM
メモリ(1):PC2700 SODIMM 1GB(Transcend TS128MSD64V3A)
メモリ(2):PC2700 SODIMM 1GB(Transcend TS128MSD64V3A)
ハードディスクドライブ:120GB(日立GST HTS541612J9AT00)
ソリッドステートドライブ:32GB(Transcend TS32GSSD25-M)New!
ビデオチップ:ATI Mobility RADEON(ビデオメモリ:16MB)
ディスプレイタイプ:12.1型TFT液晶
解像度:1,024×768 1,677万色
音源:AC97準拠ソフトオーディオ
イーサネット:10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T
ワイヤレスLAN:IEEE 802.11a/b/g 準拠
PCカードスロット:TypeII/I×1(CardBus対応)
OS:Microsoft Windows XP Professional SP3

Lenovo:ThinkPad X31(2672-PHJ) - 製品仕様

■ Amazon:
Transcend 32GB SSD 2.5インチ IDE MLC TS32GSSD25-M
Transcend 32GB SSD 2.5インチ IDE MLC TS32GSSD25-M

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posted by tsucchie at 17:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | ThinkPad | 更新情報をチェックする
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